画像と文字の配置(3) テーブルを利用した配置
今回は、画像と文字を自由自在に配置する方法を解説します。テーブルを利用して、画像と文字を個別のセル(マス目)に配置すれば、画像と文字を好きな位置に整列できます。また、セルのサイズを指定すれば余白を調整することもできます。

→ TABLEを利用した配置の考え方
 
IMGタグに「align="left"」や「align="right"」を追加すると、画像の周りに文字を回り込ませて配置できます。ただし、この場合は、画像と文字は上揃えに限定されてしまいます。これを下揃えや中央揃えにするには、TABLEで表を作成し、それぞれのセル(マス目)に画像と文字を個別に配置します。たとえば、画像と文字を左右に並べる場合なら、1行2列の表を作成し、左のセルに画像、右のセルに文字を配置します。あとは、各セルの配置やサイズを指定するだけで、画像と文字の位置を自由自在に調整できます。


→ 文字を回り込ませる位置を画像の上下に揃える
 
それでは、もう少し具体的に手順を解説していきましょう。ここでは、文字と画像を左右に並べる場合を例に解説します。この場合、TABLEを使って1行2列の表を作成し、表全体の横幅をwidth属性で指定しておきます。画像と文字の間隔は、画像を配置するセルの横幅(width)で調整します。今回の例では、画像の横幅が200ピクセルなので、TDタグに「width="210"」を追加し、10ピクセルの余白を設けました。一方、文字を配置するセルは、valign属性で上下の位置を指定します。これで、好きな位置に揃えて画像と文字を配置できます。なお、以下にTDタグに追加できる属性を示しておくので参考としてください。

・width="数値" (セルの横幅をピクセル数で指定します)
・height="数値" (セルの高さをピクセル数で指定します)
・align="配置方法" (セル内における左右の配置を指定します)
     left:左揃え、center:中央揃え right:右揃え
・valign="配置方法" (セル内における上下の配置を指定します)
     top:上揃え、middle:中央揃え bottom:下揃え
<TABLE border="0" width="610" cellpadding="0" cellspacing="0">
<TR>
<TD width="210"><IMG src="taxi.jpg"></TD>
<TD width="400" valign="middle">
  :
 (文字)
  :
</TD>
</TR>
</TABLE>


→ TABLEの回り込みを利用して文字と画像を配置する
 
『本文』『画像』『画像の説明文』で構成されるページは、前々回の講座で解説したTABLEの回り込みを利用してページをレイアウトする方法も考えられます。この場合、『画像』と『画像の説明文』をTABLEの各セルに配置し、さらにTABLEタグにalign属性を追加して、TABLEの周囲に『本文』を回り込ませます。すると、サンプルページのようなページを作成できます。ブラウザのウィンドウ幅を変化させると、このテクニックの仕組みがよく理解できると思います。
<TABLE border="0" align="right" width="220" height="180" cellpadding=0" cellspacing="0">
<TR>
<TD align="right" valign="top" height="150"><IMG src="taxi.jpg"></TD>
</TR>
<TR>
<TD align="right" valign="top"><FONT size="2"><B>街を疾走するイエローキャブ</B></FONT></TD>
</TR>
</TABLE>
  :
 (本文)
  :

このように、TABLEを利用すると自由自在に画像と文字を配置できます。ここでのポイントは、width、height、align、valignを上手に利用すること。各自の工夫で、見やすいページを作成してみてください。


yVoC[UNLIMIT1~] ECir|C Yahoo yV LINEf[^[z500~`I


z[y[W NWbgJ[h COiq O~yz COsI COze